「2歳になった我が子が全然喋らない・・・。」
周りの子どもは言葉を話しているのに、自分の子どもが話さないと心配になりますよね。
しかし、結論からお伝えすると、大丈夫です。
2歳前後でも、まだ喋らない子どもはいます。
中には、3歳になって喋るようになったという子どももいますよ。
子どもの成長は個人差がありさまざま。
なので、周りの子どもを比較せずに、我が子の成長を見守ってあげることが大切です。
今回は、子どもが喋らない原因と言葉を話すきっかけ作りをご紹介します!
子どもが喋るのはいつから?
2歳の子どもが喋らない原因をお伝えする前に、そもそも子どもが喋りだすのは一体いつからなのでしょうか?
厚生労働省のデータによると、
【生後1年6~7か月未満 の乳幼児の 90%以上が単語を話している。】とのこと。
参考文献〔*1〕:厚生労働省 平成22年乳幼児身体発育調査
つまり、約1割は単語を話していない子どもがいるということですね。
ここで紹介している「単語」とは、「ママ」や「ブーブー」など一語以上のことです。
子どもが喋らない原因
2歳の子どもが喋らない原因は、何かあるのでしょうか?
原因として、主に以下の3つがあげられます。
- 耳が聞こえていない
- 知的発達の遅れ
- コミュニケーション能力が低い
一つずつ、詳細をご説明しますね!
子どもが喋らない原因:①耳が聞こえていない
もしかすると、子どもの耳が聞こえていないため、ママの言葉を理解できていない可能性があります。
完全に耳が聞こえないというわけではなく、聞こえづらい場合も言葉を理解することが難しいことがあるのです。
子どもの耳が聞こえているか不安な場合は、一度聴力検査を行うことをおすすめします。
子どもが喋らない原因:②知的発達の遅れ
聴覚に異常がない場合は、子どもの発達に障害があるかもしれません。
ただし、先ほどの 子どもが喋るのはいつから?でもお伝えした通り、2歳過ぎの子どもでもまだ喋らない場合もあります。
ママだけの判断では難しい時は、一度病院へ行って相談してみると良いでしょう。
子どもが喋らない原因:③コミュニケーション能力が低い
耳が聞こえていて発達に問題がない場合は、子どものコミュニケーション能力が低い可能性があります。
コミュニケーション能力は、日々の環境によって身についていくもの。
そのため、子どもとたくさん会話をしてみると良いでしょう。
できればママだけではなく、同年代のお友達と触れ合うことをおすすめします。
なぜなら、子どもの話し方は聞き取りやすく、真似しやすいから。
大人の言葉は、早口で難しい単語が出てくることがありますが、子どもの言葉はゆっくり話す上に、シンプルな単語です。
初めて言葉を覚える子どもには聞き取りやすいですよね。
言葉を話すきっかけ作り
先ほどは、2歳の子どもが喋らない原因をお伝えしました。
次に、喋らない子どもが言葉を話せるようになるきっかけを3つご紹介します。
- 絵本やおうたで一緒に遊ぶ
- 同年代のお友達と触れ合う
- ゆっくり話しかける
一つずつ、詳しくみていきましょう!
言葉を話すきっかけ作り:①絵本やおうたで一緒に遊ぶ
子どもは、ママと一緒に絵本やおうたで遊ぶことで、言葉に興味が出てくることがあります。
絵本は、できれば静かな環境で語りかけるように読み聞かせてみてください。
おうたはリズム感があると、子どもの気持ちがワクワクします。
そのため、自然と「喋ることは楽しい!」と感じるようになっていきますよ。
ちなみにですが、テレビやスマホを見せることは、ここではおすすめしていません。
なぜなら、一方的に話をしているからです。
テレビやスマホばかり見ていると、子どもはコミュニケーションの取り方が分からなくなってしまうことがあります。
言葉を話すきっかけ作り:②同年代のお友達と触れ合う
子どもが喋らない原因③でもお伝えしましたが、できるだけ同年代のお友達と触れ合う環境を作ると良いでしょう。
子ども同士だと、言葉やしぐさなどが真似しやすいです。
さらにコミュニケーション力も自然とついてきます。
是非一度、近所の子育て支援センターなどへ足を運んでみてくださいね。
言葉を話すきっかけ作り:③ゆっくりと話しかける
基本的なことですが、実は一番重要かもしれません。
子どもにゆっくり話しかけることは、言葉を理解しやすいだけでなく、自分で言葉を覚えて話すことにもつながります。
とくに子どもと関わりがあるママの言葉は、子どもが一番耳にしています。
子どもに対して話すときは、ゆっくりと簡潔に分かりやすく話すと良いでしょう。
まとめ
今回は2歳の子どもが喋らない原因についてご紹介しました。
子育ての中でも、子どもが初めて話す言葉はママにとって楽しみの一つ。
なかなか喋らない我が子を見ると、不安になってしまいますよね。
冒頭でもお伝えしましたが、子どもの成長は個人差があるもの。
周りの子どもと比べなくて大丈夫です。言葉の遅れは珍しいことではありません。
大切なのは、ママと子どものスキンシップと環境です。
ただ、毎日育児だけでなく、家事にも追われるママは忙しいもの。
疲れたときは手を止めて休んでください。
小さい頃の子どもの成長は、とにかくスピードが早いです。
今の子どもとの時間を、どうか大切にしてくださいね!
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