「夜の母乳対応が辛い・・・夜間断乳したいけれど何かコツはあるの?」
「そろそろ夜はぐっすり睡眠を取りたい!」
夜の授乳についてこう考えてはいませんか?
夜間断乳を成功させるにはコツがあります。
そして何より大切なのは赤ちゃんの様子を見つつ、無理をしないこと。
なぜなら、無理に夜間断乳をしようとしてもうまくいくどころか、母乳に対して余計に執着させてしまう可能性があるからです。
ここでは、夜間断乳のメリット、進め方のポイント5つ、そして成功のコツ5つをお伝えしていきます!
夜間断乳のメリット
「夜間断乳をするとどんなメリットがあるの?」
と、まずはメリットについて気になりますよね。
夜間断乳のメリットは、
- 夜泣きの防止
- 赤ちゃんがぐっすり眠れる
- 離乳食をよく食べるようになる
- おっぱいトラブルの防止になる
- ママがしっかり休める
こちらの5つをご紹介します。
夜間断乳のメリット:①夜泣きの防止
赤ちゃんはおっぱいが恋しくて夜泣きをすることがあります。
夜間断乳をして、夜におっぱいを飲まない習慣がつくと夜泣きをしなくなることがありますよ。
夜間断乳のメリット:②赤ちゃんがぐっすり眠れる
夜に授乳をしていると、赤ちゃん自身眠りが浅くなってしまう傾向があります。
夜間断乳によって夜通し眠れますので、睡眠の質が上がり熟睡出来るようになりますよ。
夜間断乳のメリット:③離乳食をよく食べるようになる
離乳食の進みが悪いと悩んでいるママも、夜間断乳をすることで解決することがあります。
夜におっぱいを飲んでいると、当然朝はそんなにお腹が減っていないことが多いです。
夜間断乳をすることで空腹の状態で朝を迎えられるので、離乳食をよく食べるようになりますよ。
夜間断乳のメリット:④おっぱいトラブルの防止になる
夜の授乳をやめることによって母乳の分泌が減ります。
すなわち、おっぱいが張らなくなることで乳腺炎になりにくくなることにつながるのです。
乳腺炎のリスクが減ることは卒乳や断乳の第一歩にもなりますので、夜間断乳は特にオススメ。
夜間断乳のメリット:⑤ママがしっかり休める
夜間断乳をしようと考える一番の理由がこれ!というママも多いのではないでしょうか。
赤ちゃんが夜通し寝てくれることで、ママの睡眠時間がたくさん取れますね。
睡眠だけでなく、趣味をしたり好きなテレビを見たりご褒美におやつを食べたり・・・と、赤ちゃんが寝た後に自由な時間を過ごすことが出来るのも魅力の一つです。
夜間断乳の進め方のポイント5選!
「夜間断乳ってどうやって進めればいいの?」
「赤ちゃんが泣いてしまったらどうしよう」
夜間断乳のやり方が分からない!と戸惑ってしまいますよね。
ここからは、夜間断乳の進め方のポイント5選をご紹介します。
- 赤ちゃんに言葉で伝える
- 生活リズムを整える
- 授乳以外の入眠方法を取り入れる
- 夜中に起きたら水かお茶を飲ませる
- 途中でやめない
ひとつひとつ見ていきましょう。
夜間断乳の進め方のポイント:①赤ちゃんに言葉で伝える
夜間断乳を始める時に、赤ちゃんに直接言葉でお話をしてみましょう。
1歳前後の赤ちゃんは全てを理解できなくても、なんとなくママの言っていることが分かり始める頃です。
「今日から夜のおっぱいはないないだよ」「たくさんねんねしようね」など赤ちゃんにも分かりやすい表現で伝えてみてくださいね。
夜間断乳の進め方のポイント:②生活リズムを整える
毎日同じ時間に就寝できるようにタイムスケジュールを考えましょう。
お昼寝・離乳食・遊び・お風呂を決まった時間に行えるようにしてみてください。
そうすることによって赤ちゃん自身の生活のリズムが整い、夜に寝るという習慣が身に付きます。
夜間断乳の進め方のポイント:③授乳以外の入眠方法を取り入れる
授乳による寝かしつけは簡単に入眠できますが、だんだんとおっぱい無しでは寝られなくなってしまうことがあります。
トントンする・絵本を読む・音楽をかける・子守歌を歌うなど赤ちゃんに合った入眠方法を見つけてみましょう。
夜間断乳の進め方のポイント:④夜中に起きたら水かお茶を飲ませる
夜に目が覚めた時におっぱいをもらえない赤ちゃんは、上手に眠れなかったり泣いてしまったりすることがあります。
そんな時は、スパウトやストローマグなどで水・お茶を飲ませましょう。
夜間断乳をするとその分赤ちゃんの水分摂取量も減ってしまうので、脱水を防ぐという意味でも水分補給は大切なことですよ。
夜間断乳の進め方のポイント:⑤途中であきらめない
夜間断乳を始めたら、まずは3日間は続けましょう。
初めのうちは、いつも飲んでいたおっぱいを飲ませてもらえないため、赤ちゃんは激しく大泣きします。
そこでママが根負けし、授乳してしまうと赤ちゃんも困惑しますし、泣けば飲ませてもらえるんだと思ってしまいます。
泣いている赤ちゃんは、抱っこしたり、背中をトントンしたりしてなだめてあげましょう。
赤ちゃんに、夜はおっぱいを飲まないんだと理解してもらうことが夜間断乳の成功につながっていきます。
夜間断乳の成功のコツ5選!
「成功させるコツが知りたい!」
「失敗してしまったらどうすればいいの?」
夜間断乳をするからには成功させたいですよね。
ここからは、夜間断乳成功のコツ5選をご紹介していきます。併せて失敗してしまった場合の対処法もお伝えしますね。
夜間断乳成功のコツ5選
- 赤ちゃんとたくさん触れ合う
- 昼間は活動的に過ごす
- お昼寝は短めにする
- 寝かしつけをママ以外の人にしてもらう
- 寝かしつけグッズを使う
ではひとつひとつご紹介していきます。
夜間断乳の成功のコツ:①赤ちゃんとたくさん触れ合う
夜間断乳をすると夜中のおっぱいタイムが無くなり、その分ママとのスキンシップが減ってしまうので、赤ちゃんが精神的に不安定になることがあります。
たくさん抱っこをする、こちょこちょ遊びするなど、赤ちゃんとたくさん触れ合うようにしましょう。
夜間断乳の成功のコツ:②昼間はたくさん遊ぶ
昼間にたくさん遊ぶことで、疲れて夜ぐっすりと眠ってくれるようになります。
晴れていればお散歩に出かける、ボール遊びで身体を動かす、体操をするなど活動的に過ごせるように工夫してみてくださいね。
夜間断乳の成功のコツ:③お昼寝は短めにする
たくさんお昼寝をしてしまうと夜なかなか寝付けなくなってしまいます。
時間の目安は1歳前後で2時間くらいが理想です。
そして、15時までに終わるように調節してみてくださいね。
夜間断乳の成功のコツ:④寝かしつけをママ以外の人にしてもらう
ママと一緒に寝ていると、おっぱいのことを思い出してしまいなかなか寝付けない赤ちゃんもいます。
そんな時はパパや祖父母に寝かしつけをしてもらいましょう。
それにより「泣いてもしょうがない」と感じ、寝てくれるようになることがありますよ。
夜間断乳の成功のコツ:⑤寝かしつけグッズを使う
おっぱいが飲みたくてぐずっている赤ちゃんの気をそらすために、寝かしつけグッズをつかうこともおすすめです。
例えば、絵本・ホームシアター・オルゴール、お気に入りのタオルやおもちゃなど、あなたの赤ちゃんに合ったグッズを見つけてみてくださいね。
ただし、寝かしつけグッズを使う時は窒息に注意しましょう。
赤ちゃんの顔周りには物を置かない。そして、赤ちゃんが寝た後にママが回収をするようにしてください。
夜間断乳に失敗してしまった時は・・・
赤ちゃんが途中で体調不良になる。もしくは、何らかの事情があり夜間断乳を中断せざるを得ない場合、失敗してしまうこともあると思います。
そんな時は焦らないことが大切です。
すぐに夜間断乳を再開しようとすると赤ちゃんは混乱してしまいますし、夜間断乳に時間がかかってしまうこともあります。
しばらく時間をおいて、赤ちゃんの体調が万全な時を見計らって夜間断乳を再開してみましょう。
まとめ
今回は夜間断乳についてご紹介しました。
簡単にまとめてみましょう。
- 赤ちゃんに言葉で伝える
- 生活リズムを整える
- 授乳以外の入眠方法を取り入れる
- 夜中に起きたら水かお茶を飲ませる
- 途中でやめない
- 赤ちゃんとたくさん触れ合う
- 昼間は活動的に過ごす
- お昼寝は短めにする
- 寝かしつけをママ以外の人にしてもらう
- 寝かしつけグッズを使う
夜間断乳は赤ちゃんにとっておっぱいから離れる第一歩。
初めはたくさん泣いてしまうかもしれません。
しかし、夜間断乳が成功すれば、赤ちゃんもママも夜通しぐっすり睡眠がとれたり、後の断乳・卒乳がスムーズに進むことにもつながります。
ぜひ今回の記事を参考にして、赤ちゃんと共に無理なく夜間断乳にトライしてみてくださいね。