喧嘩の可能性は無限大!3歳児の社会性を育むのに有効な解決法5選

「3歳のうちの子は、お友達と喧嘩ばかりしてしまう・・・」

3歳になると、お友達と一緒に遊ぶ機会も増えるため、その分喧嘩も多くなりがちですよね。

 

お子さん同士の喧嘩に親はどのように対応したら良いのでしょうか。

 

喧嘩はむしろたくさんして良いのです。

無理に止める必要はありません。

 

3歳児にとって喧嘩は、ルールや人への思いやりといった社会性を学んでいくための、とても大切な経験の一つ。

ここでは、3歳児の喧嘩の原因や、子どもの社会性がより育っていく喧嘩への言葉掛けをお伝えしていきます。

 

3歳児が喧嘩してしまう原因

「3歳児ってお話もだいぶ上手になるのに、喧嘩が多いのはなぜ?」

子どもは、遊びの面でも年々大きく成長していきます。

 

一人で遊んだり、同じおもちゃで遊んでいてもお友達とのやり取りはあまり見られなかった2歳児。

これが3歳児になると、一緒におままごとをしたり、ブロックで同じ物を一緒に作る等、遊びにも成長が見られます。

 

お友達と関わる機会が増えると、どうしてもお友達同士のトラブルも増えていきます。

 

そして、遊び方が年齢と共に変化していくのと同様に、喧嘩の原因も年齢によって少し変化が。

ここからは、3歳児が喧嘩してしまう原因について、見ていきましょう。

 

3歳児の喧嘩の原因:①自分の思いをコントロールできない

子どもの喧嘩の中でも、物の取り合いは頻繁に起こりますよね。

2歳児までによく見られるのは、遊んでいたおもちゃを一度手放したのに、他の子がそのおもちゃで遊び始めた途端「僕が使っていた!」というパターン。

 

これが、3歳児になると、「分かってはいるけど、使いたい」という心の葛藤が見えるように

この時に、譲り合ったり自分の気持ちに自分で折り合いをつける事がまだできないため、おもちゃを取り合ってしまいます。

 

3歳児の喧嘩の原因:②どう表現すればいいか分からない

「お友達にかまってほしくて、ちょっかいを出していたら喧嘩に発展してしまった。」

このように、悪意があった訳ではないのに、喧嘩になる事もあります。

 

1〜2歳のイヤイヤ期を経て、3歳児になるとだいぶ言葉が発達してきますが、まだまだ語彙力が乏しいです。

故に、複雑な気持ちを上手く表現できない事も。

 

ちょっかいを出している側の子どもは、「お話がしたい、一緒に遊びたい」という気持ち。

ちょっかいを出されている側の子どもには、「今は他の子と話がしたい」「友達と話す気分ではない」といった気持ちがあります。

 

このお互いの気持ちを言葉で上手く表現したり、複雑な感情を理解する事ができず、喧嘩になってしまうのです。

 

3歳児の喧嘩の原因:③力の加減が分からない

3歳児になると、ごっこ遊びも多くみられるようになってきます。

男の子が特に大好きなのが、”戦いごっこ”。

 

さっきまで仲良く遊んでいたのに、気付いたら大喧嘩に・・・なんて事もありますよね。

3歳児はまだ単純に力の加減ができないため、こういった喧嘩が起こりやすいのです。

 

また、「〇〇くんが叩いてきた!」「僕は叩いてないよ!」と、互いの主張が食い違うケースも。

自分にとっては肩をトントンしたつもりが、相手にとっては叩かれたと感じて、喧嘩になります。

 

喧嘩が社会性を育む理由

「3歳児だとまだ手が出やすいから、なるべく喧嘩はやめてほしい・・・」

「どうして喧嘩が社会性に繋がるの?」

 

こんな風に、喧嘩にネガティブなイメージを持っている人が多いでしょう。

しかし喧嘩には、喧嘩でしか得られない学びがあるのです。

 

お友達におもちゃを取られてしまった時は、「取られたら悲しい、悔しい」という感情に。

また、自分がおもちゃを取ってしまった場合も、おもちゃを取られて泣いているお友達の姿を見て、「いけない事をしてしまったんだ」と罪悪感を抱く。

 

順番を抜かしてお友達に怒られてしまったら、「順番は守らないとお友達が嫌な気分になるんだ」と実感します。

喧嘩を通して、ルールを守らないと自分も相手も傷つくんだ、と初めて分かるのです。

 

「お友達のおもちゃを取ったらダメよ」「順番は守ってね」と言葉だけで説明しても、中々身につかないのは当然のこと。

大人でも、頭では分かっていてもやめられない事ってありますよね。

 

そのため、実体験の繰り返し、すなわち喧嘩をする事こそが、社会性を育むための大切な過程と言えます。

 

3歳児の喧嘩を解決するための5つのステップ

「喧嘩が起きたら、止めないで放置すればいいの?」

「怪我をさせてしまったらどうしよう・・・」

 

実際目の前で喧嘩が起きた時に、どこまで仲裁して良いか迷いますよね。

よその子に注意をしていいものか・・・とママ友との関係も気になるところ。

 

3歳児では、自分たちで解決するのは難しいため、援助が必要になります。

ここでは、社会性を育む喧嘩の解決方法を5つのステップに分けて、ご紹介していきます。

 

ステップ①:まずは見守る

喧嘩が起きたらすぐに止めに入るのではなく、まずは少し様子を見守ってみましょう

物をとってしまった子は、相手の悲しむ姿を見て、初めて自分のしてしまった事の重大さに気付きます。

 

その実体験こそが、喧嘩の醍醐味。

ただし、喧嘩が社会性に繋がるとはいえ、蹴る・物を投げるなど、大きな怪我をしてしまいそうな場合はすぐに止めて大丈夫ですよ。

 

ステップ②:落ち着いてからお互いの話を聞く

喧嘩中の子どもたちは、怒ったり泣いたりして興奮状態に。

まずは一旦子どもを落ち着かせてから、何が起こったのか聞きましょう。

 

物を取ってしまったり、叩いてしまった子にも何か理由があるはず。

そのため、必ず双方の話を聞くようにします。

 

ここでは、とにかく公平に話を聞く事が大切。

 

「うちの子がまたやったんじゃないの?」「うちの子はやられてばかりだから」という先入観は捨てましょう。

そうすることで、よその子との喧嘩の仲裁に入る際も、平等に判断する事ができますね。

 

ステップ③:状況を整理する

3歳児だと、まだ物事を自己中心的に捉えてしまいます。

 

Aくんからすれば「Bくんが先に叩いてきた」という出来事は、

Bくんからすると「Aくんがおもちゃを貸してくれないから」という解釈に。

 

この状況を、「BくんはAくんのおもちゃを使いたくて、叩いてしまったんだね。」と言葉で伝え、整理してあげるのです。

 

こうする事で、今まで主観的に見ていた事実を、客観的に捉える事が可能に。

客観的な思考は、社会性を育むためにとても重要な要素の一つとなります。

 

ステップ④:気持ちを代弁する

「〜されて悲しかったのかな?」「驚いて泣いちゃったのかな?」などと、子どもの感情を代弁してあげましょう。

自分の気持ちを言葉で上手く表現することの出来ない3歳児にとって、気持ちを代弁する事で、自分の感情を理解する事ができます。

 

感情を言葉で表現する方法が分かると、お友達とのコミュニケーションがスムーズになり、結果的に社会性の向上に繋がるのです。

 

ステップ⑤:解決策を一緒に考える

最後に、「どうすれば良かったのか」「これからどうするか」を話し合います。

ここで大切なのは、「じゃあ今度からは貸してって言葉でいうんだよ」とか「ごめんねって言おう」と伝えないこと。

 

3歳児ですから、落ち着いて考えれば「物はとってはいけない」「叩いてはいけない」ということは分かるはず。

まずは子ども自身で考える事で、「無理矢理、取らないようにしよう」「口で言おう」と自ら意識できるようになってきます。

 

まとめ

ここまで、3歳児の喧嘩の原因や喧嘩が起きた際の対処法について、お話してきました。

 

3歳児は、乳児と幼児の境目であるとても難しい時期。

だからこそ、気持ちの面で大きな発達が見られる時期でもあるのです。

 

「お!喧嘩してるぞ〜!」と、喧嘩は社会性を育むチャンスだとポジティブに捉えると、心が軽くなりますよ。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

 

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