「布団を蹴る我が子・・・。スリーパーってやっぱり必要?」
「実際のところ、スリーパーの使い勝手はどうなの?」
スリーパーは「着る布団」とも呼ばれ、睡眠中に布団を蹴っても身体を冷やさないものです。
そんなスリーパーを、使っているご家庭もあればまったく使わなかったという声も!
「そもそも、スリーパーはどんなメリットやデメリットがあるのか分からない!」そこのあなた。
でも、大丈夫です。
スリーパーは、子どもの相性によるもの。
好きな子どもは、自分から着ることもありますが、スリーパーの居心地がなんとなく苦手と感じる子どももいます。
もし、着せるのであれば、赤ちゃんの頃から着せることがおすすめ。
なぜなら、赤ちゃんの頃から着ているため、「スリーパー=毎日着るもの」と認識するからです。
今回は、スリーパーの種類と、メリット・デメリットを詳しくご説明します。
スリーパーって何?
スリーパーの必要性をお伝えする前に、そもそもスリーパーとは?について見ていきましょう。
ここでは、スリーパーの説明・素材・種類について、詳しくご紹介します。
スリーパーは、冒頭でもお伝えしましたが、「着る布団」と呼ばれるもの。
寝相の激しい子どもはとくに、快適に眠ることができます。
スリーパーの種類によってさまざまですが、新生児の赤ちゃんから使えるものがほとんどで、長くて小学生頃まで着られるものも中にはあります。
寝返りをする赤ちゃんから使用できるので、長い目で見るとコスパは良いですね。
スリーパーって何?~素材~
次に、スリーパーの素材についてご紹介します。
スリーパーはさまざまな素材で作られているため、季節によって使い分けることが可能です。
例えば、
- 夏の暑い季節には薄手のガーゼ
- 春・秋の涼しい季節にはガーゼ
- 冬の寒い季節にはフリースやダウン
など。
「スリーパー=寒い季節だけ着るもの」という認識はありますが、実は一年中着られるものです。
そのため、暑い夏は冷房から子どもを守ることができますよ。
スリーパーって何?~種類~
スリーパーの種類は大きく分けて、以下の3つがあります。
- 横開きタイプ
- 2wayタイプ
- 前開きタイプ
①の横開きタイプは、赤ちゃんが寝ていても着せられることが大きな特徴です。
そのため、主に新生児~1歳までのお子さんにおすすめ。
デメリットとしては、歩き始めの子どもには、裾が引っかかる可能性があります。
(参考サイトはこちらを参照ください。)
②の2wayタイプは、そのままドレス式として使えるだけでなく、足回りのスナップボタンをとめるとカバーオール*としても使えます。
そのため、歩き始めた子どもにおすすめ。
*カバーオールとは:トップスとボトムスが繋がった、つなぎのような形の衣服(参照サイトはこちら)
デメリットとしては、動き回る子どもにはスナップボタンをつけるのに、苦戦するかもしれません。
(参考サイトはこちらを参照ください。)
③の前開きタイプは、スナップボタンやファスナーが前についているため、活発に動く子どもにはすぐに着せられます。
そのため、3歳以降の子どもにおすすめ。
デメリットとしては、腕を通す必要があるため、寝ているときに着せにくいことです。
(参考サイトはこちらを参照ください。)
スリーパーのメリット
お待たせしました!ここでは、スリーパーが必要とされるメリットを4つご紹介します。
- 布団を蹴る子どもにおすすめ
- 汗をしっかりと吸収し、風邪対策になる
- 素材によっては一年中着られる
- 乳幼児突然死症候群(SIDS)の予防対策になる
一つずつ、詳しく説明していきますね!
スリーパーのメリット:①布団を蹴る子どもにおすすめ
何と言ってもスリーパーは、寝相が激しい子どもにおすすめです。
寝返りをよくする赤ちゃんや、コロコロ転がる子どもにはスリーパーは欠かせないもの。
布団を嫌がる子どもにもおすすめですよ!
スリーパーのメリット:②汗をしっかりと吸収し、風邪対策になる
とくにガーゼ素材のスリーパーは、汗を吸収してくれるため、子どもの風邪予防にもなります。
子どもの汗を吸収してくれるので、季節問わずに汗冷えからも守ってくれますよ。
スリーパーのメリット:③素材によっては一年中着られる
「スリーパーって何?~素材~」でもお伝えしましたが、スリーパーは素材を使い分けることで一年中着られます。
春と秋は、朝晩の冷えから子どもをしっかりと守ってくれます。
夏は、冷房が冷えすぎたときなどにおすすめ。
冬はフリースやダウンの保温性の高い素材で、子どもを温めてくれますよ。
スリーパーのメリット:④乳幼児突然死症候群(SIDS)の予防対策になる
乳幼児突然死症候群(以下、SIDS)とは、赤ちゃんが寝ている間に急に呼吸が止まって亡くなってしまう病気のことです。
決定的な原因は、まだ分からないと言われています。
ただ、主に赤ちゃんの呼吸がしづらいことで、SIDSになってしまうことが多いようです。
スリーパーは、赤ちゃんの顔に被りにくいことから、SIDSの対策としても良いとされています。
スリーパーのデメリット
先ほどは、スリーパーが必要とされるメリットをお伝えしました。
次に、スリーパーのデメリットは何があるのでしょうか?
主に、以下の3つがあげられます。
- 汗っかきの赤ちゃんは、暑がる可能性がある
- 素材によっては、もごもごして動きにくい
- 相性があるので合わない子どももいる
上記の3つに共通する点は、「居心地」です。
子どもはスリーパーを着ることによって、居心地が良くないと、嫌がってしまうことがあります。
また、汗っかきの赤ちゃんは暑すぎることがあるので、初めて使用する際は赤ちゃんの様子をときどきチェックすることをおすすめします。
まとめ
今回は、スリーパーの必要性について、メリットとデメリットに分けてご紹介しました。
スリーパーは、素材や種類が多種多様です。
子どもに合うか分からないため、購入しようか迷っていたママへ。
寝相が激しいお子さんには、ぜひ一度試してみてください。
色々商品を見てもしっくりこなかったママは、手作りもおすすめです。
ママと子どもが安心して、睡眠がとれますように。