「久しぶりに木のおもちゃを出したらカビが生えていた・・・」
「木製のおもちゃのお手入れってどうするの?」
この記事は、そんなあなたへ向けて書いています。
はじめまして。東京でベビーシッターをしている、あいか と申します。
福島県の村育ちで、短大卒業後に保育士として働き始めました。
現在は、フリーでベビーシッター及び子育てに携わる事業をしております。
木のおもちゃは、温かみがあって子どものおもちゃにはおすすめの一つです。
しかし、お手入れ方法が分からず、処分するしかないと思われている方も多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、木のおもちゃは、「濡れたり汚れたら布でふき取り、自然乾燥させる」だけで大丈夫です。
今回は、木のおもちゃのメリットとデメリットを徹底解説します。
保育歴10年のプロならではの視点で、他にはないようなお話もしていこうと思っています。
この記事が、あなたの手助けになれば幸いです。
それでは、早速見ていきましょう。
*あなたへのオススメ:子どもを育てる前に必要なたった一つのこと
木のおもちゃのメリット
「木のおもちゃのカビは気になるけれど、木のおもちゃにもメリットはあるのかな?」
木のおもちゃには、カビにも負けないくらいのメリットが存在します。
今回は、3つのメリットをお伝えしますので、期待してご覧くださいね。
- 丈夫で壊れにくく長持ち
- 温かみがある
- 知育効果がある
一つずつ、詳しくご説明しますね!
木のおもちゃのメリット:①丈夫で壊れにくく長持ち
木のおもちゃは、プラスチック製のおもちゃと比べると、丈夫な作りのものが多く壊れにくいことが大きな特徴。
そのため、長く持ち、赤ちゃんの頃から幼児期まで長く使うことができます。
木のおもちゃのメリット:②温かみがある
木のおもちゃは、木の「ぬくもり」が感じられると言われています。
なぜなら、木の匂いや触り心地などの独特な温かみがあるから。
また、自然素材で作られていることからも、温かみを感じることができます。
木のおもちゃのメリット:③知育効果がある
「木育(モクイク)」という言葉を聞いたことはありますか?
北海道庁によると、木育とは
子どもの頃から木を身近に使っていくことを通じて、人と、木や森との関わりを主体的に考えられる豊かな心を育むこと
と記載しています。
*引用記事:北海道庁 平成 16 年度協働型政策検討システム推進事業報告書
つまり、子どもの頃から木との関わりを大切にすることで、心が豊かになるということです。
知育効果としては「五感を楽しませてくれる」ことが大きなメリット。
例えば、木のおもちゃの色味や手触り、独特な匂い、木のおもちゃ同士が重なった時の音、赤ちゃんが口に入れた時の味など。
赤ちゃんの頃はとくに五感が敏感なので、木のおもちゃを使う遊びは大切だと言われています。
木のおもちゃのメリット:~番外編~
「木のおもちゃのメリット③」でもお伝えした知育効果についてですが、具体的にどんな効果があるのかをこちらで3つご紹介します。
- 木の文化を知ることができる
- 集中力が高まる
- 想像力が身に着く
①木育を通して、「木はどこで作られたの?」「誰が作っているの?」などの木の文化について知ることができます。
②木のおもちゃは五感を働かせてくれるため、それぞれの刺激が脳へと伝わり集中力が高まると言われています。
③木のおもちゃはシンプルな作りのものが多いため、遊び方が限定されません。あえてシンプルになっていることで、子どもの想像力を刺激してくれています。
木のおもちゃのデメリット
「木のおもちゃは、お手入れしていないとカビが生えるの?」
先ほどは、木のおもちゃのメリットについてお伝えしました。
次に、木のおもちゃのデメリットを3つご紹介します。
- 水や湿気に弱い
- ささくれができる
- お手入れが大変
一つずつ、詳しくみていきましょう!
木のおもちゃのデメリット:①水や湿気に弱い
木製のデメリットは、何と言っても水や湿気に弱いこと。
水に濡れた場合はそのままにしておくと、カビが生える原因になります。
また、湿気にも弱いため、乾燥しないまましまっておくことでカビが生えることも。
木のおもちゃのデメリット:②ささくれができる
木のおもちゃを長い間使用していると、細かいささくれができることがあります。
そんなときは、紙やすりで削ってみると良いでしょう。
紙やすりはホームセンターなどで購入することができますよ。
木のおもちゃのデメリット:③お手入れが大変
木のおもちゃは自然素材で作られているため、しっかりとお手入れを行うことが大切です。
ただし、お手入れ方法はいたってシンプルなのですぐに行えますよ。
濡れたり汚れたら、「乾いた布でふき取る」だけ。
拭き取った後は、自然乾燥させて乾いたことが確認できてから、おもちゃ箱へしまうと良いでしょう。
木のおもちゃのデメリット:~番外編~
「木のおもちゃのデメリット③」でお伝えしたお手入れ方法についてですが、以下の場合はどのように対処すれば良いのでしょうか?
こちらで詳しくご紹介します。
- 除菌はできるの?
- 消毒はできるの?
- 塗装がはがれてきたら
①除菌シートやおしりふきで拭くことはなるべく避けましょう。なぜなら、濡れた布で拭くと、塗装がはがれる可能性があるから。
濡れたところは、乾いた布で拭いてから自然乾燥させることが一番効果的です。
②消毒やアルコールもできれば使うことは避けた方は良いでしょう。こちらも①と同じく、木製は水に弱く、塗装がはがれたり変色や変形の可能性があるため。
基本的には乾いた布で拭き、自然乾燥をさせてみてください。どうしても汚れが気になるところは、濡れた布をしっかりと絞ってから拭き取ると良いでしょう。
③塗装がはがれてきたら、メンテナンスを行ってみると良いですよ。
天然素材のワックスなどが販売されているので、気になる方はこちらをご覧ください。
まとめ
今回は、「木のおもちゃのメリットとデメリット」、「木育による知育効果」と「カビが生えないためのお手入れ方法」についてご紹介しました。
木のおもちゃは、メリットもあればデメリットもあります。
しかし、メリットで子どもが習得できることはたくさんありましたね。
ぜひ、お子さんに「木育」を通して五感を働かせてみてください。
一方で、木のおもちゃはお手入れが手間に感じることもあるかもしれません。
しかし、お手入れ方法はいたってシンプル。
乾いた布でふき取るだけです。(水や湿気には弱いので、そこだけご注意くださいね!)
木のぬくもりを通して、子育てが楽しい時間になりますように。
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