「離乳食を始めてから、子どもが便秘になってしまった。」
「便が出ても、少しの量でコロコロうんち。大丈夫なの?」
赤ちゃんの便秘は、大人と比べると機嫌が悪くなったり、気張るのが上手くできなかったりします。
そのため、赤ちゃんにとってストレスを感じてしまうことも。
便秘で泣いている赤ちゃんを見ると、ママも辛くなりますよね。でも、心配しないでください!
赤ちゃんの便秘は、とくに離乳食が始まった頃に多く見られるものです。
なぜなら、離乳食を食べさせた分、母乳やミルクが減って水分不足になっているから。
そのため、赤ちゃんにはお白湯やお茶を飲ませてみると良いでしょう。
ここでは、赤ちゃんの便秘の原因と対策をそれぞれご紹介します。
赤ちゃんの便秘~判断基準~
離乳食を始めてから、便秘になる赤ちゃんが多いのは珍しいことではありません。
でも、赤ちゃんが便秘になると不安に感じるママは多いですよね。
そもそも、便秘と判断する基準は何なのでしょうか?
以下のどれか1つでも当てはまれば、便秘と言えるとのことです。
- 赤ちゃんの機嫌が悪い
- うんちをするときに苦しそう
- 下腹部が張っている
- 母乳やミルクを飲む量が減っている
- うんちが固く、血がついている
出典:GOO.N 便秘の基準
あなたのお子さんも一度チェックしてみてくださいね。
赤ちゃんの便秘~原因~
次に、離乳食を始めてから赤ちゃんが便秘になる原因を3つお伝えします。
- 水分不足
- 固形物を食べる機会が増えた
- 運動量が少ない
一つずつ、ご紹介していきますね!
赤ちゃんの便秘~原因~:①水分不足
冒頭でもお伝えしましたが、赤ちゃんは離乳食が始まると、母乳やミルクを飲む量が徐々に減ります。
そのため、水分不足になり便秘につながっているのかもしれません。
ただし、便秘を解消させるために離乳食をストップさせる必要はないです。
なぜなら、赤ちゃんはいずれ母乳やミルクを卒業し、普通食へと移行するから。
離乳食は、卒乳のための大事なステップです。
赤ちゃんの便秘~原因~:②固形物を食べる機会が増えた
離乳食で固形物を食べる機会が増えたことで、便秘につながっている可能性もあります。
そんなときにオススメなのが、片栗粉です。
片栗粉を使って、離乳食にとろみをつけてみてください。
とろみをつけることで、赤ちゃんは食べやすくなるだけでなく、食べ物に水分が含まれるため、便秘が起こりにくくなります。
赤ちゃんの便秘~原因~:③運動量が少ない
離乳食初期の頃は、とくに赤ちゃんの動きが少ないです。
早くて生後6ヶ月頃からハイハイを始める子どももいますが、まだまだ活発に動く時期ではないです。
そのため、運動が少ないことが原因で、便秘になっていることもあります。
赤ちゃんの便秘~対策~
先ほどは、離乳食を始めた赤ちゃんが便秘になる原因についてご紹介しました。
こちらでは、便秘の対策を5つお伝えします。
- こまめに水分補給する
- 便秘マッサージやリトミックをする
- 食物繊維の多い離乳食を用意する
- 浣腸をする
- 病院を受診する
一つずつ、詳しくご説明しますね!
赤ちゃんの便秘~対策~:①こまめに水分補給する
赤ちゃんの便秘~原因~①でもお伝えしましたが、離乳食を始めた赤ちゃんは水分が足りていないことが多いです。
そのため、こまめに水分補給すると良いでしょう。
おすすめの飲み物はお白湯かお茶ですが、あまり飲まない場合は果汁を薄めて飲ませてみても◎。
大切なのは、少しでも水分を摂取すること。
果汁など大量摂取することはオススメしませんが、必ずお茶で飲ませないといけない!というわけでもないです。
赤ちゃんの好きな飲み物を見つけてくださいね。
赤ちゃんの便秘~対策~:②便秘マッサージやリトミックをする
赤ちゃんの便秘~原因~③でもお伝えしましたが、離乳食を始めた頃の赤ちゃんはまだ動きが少ないです。
赤ちゃん一人で、運動することが難しいため、ママが赤ちゃんに便秘マッサージやリトミックをしてみてください。
ベビーリトミックは、音楽に合わせて赤ちゃんの身体に触れることができるため、ママと赤ちゃんのスキンシップになります。
赤ちゃんの便秘~対策~:③食物繊維の多い離乳食を用意する
管理栄養士さんによると、
「食物繊維は、野菜類・いも類・きのこ類・豆類・海藻類・穀類・果物に多く含まれています。」
とのことです。
上記の食材を多く取り入れた食事を提供すると、便秘が解消できるかもしれません。
離乳食のレシピは、SNSで検索すると離乳食初期~完了期まで色々なメニューが出てくるので是非チェックしてみてくださいね。
離乳食を作る時間がないママは、ベビーフードに頼っても大丈夫。
ベビーフードは、栄養を考えて作られている商品がたくさん販売しています。
バランスよく食べさせてみてくださいね。
赤ちゃんの便秘~対策~:④浣腸をする
なかなか便が出てこない場合は、赤ちゃんに浣腸をしてみるのも良いでしょう。
浣腸をするときは、綿棒にベビーオイルをつけることをオススメします。
なぜなら、赤ちゃんが痛がる可能性があるから。
浣腸しながら、お腹をさすってあげるとより便が出やすくなるので、一度試してみてください。
赤ちゃんの便秘~対策~:⑤病院を受診する
上記の4つを試しても便秘が治らない場合は、病院を受診してみてください。
便秘の原因が他にあるかもしれません。
また、子どもの機嫌がひどく悪いときや、便に血がついているときも病院へ行ってみてください。
病院へ行くべきか迷った場合は、まずは電話で相談すると良いでしょう。
まとめ
今回は、離乳食を始めた赤ちゃんが便秘になる原因と対策についてお伝えしました。
赤ちゃんの便秘は、大人と違って簡単に薬が飲めないので、対処法に迷ってしまいますよね。
さらに、機嫌が悪かったり泣いていたりすると焦ってしまいがち。
そんなときは、上記でご紹介した対策を試してみてください。
赤ちゃんの便秘~対策~②でお伝えしたマッサージやリトミックは、ママと赤ちゃんが楽しんでできるものなのでとくにオススメ。
また、ベビーオイルをつけて赤ちゃんにマッサージすると、便秘により効果的です。
0歳児は、ママと赤ちゃんのスキンシップが多い時期でもあります。
今の育児を赤ちゃんと楽しんでくださいね♪
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