「離乳食の1回食を始めたけど、我が子は全然食べない・・・。」
はじめての離乳食。いざ始めてみたものの、子どもは全く食べなくてどうしたら良いのかわからないそこのあなた。
大丈夫です。心配しないでください!
なぜなら、離乳食で栄養はほとんど摂っていないから。
1回食はまだ、母乳やミルクがメインの時期です。
赤ちゃんは母乳やミルクが好きで、離乳食が上手くいっていない可能性があります。
ここでは、離乳食の1回食を上手に進めるコツについてお伝えします。
離乳食を始めるタイミングは?
「離乳食の1回食を始めたけど、子どもは食べない。始めるのがまだ早かったのかな?」
離乳食を始めたばかりの赤ちゃんは、なかなか食べてくれないことがあります。
なぜなら、初めて母乳やミルク以外のものを口にするから。
いつもと違うものだと少し抵抗があるのかもしれません。
では、離乳食を始めるタイミングは一体いつ頃が良いのでしょうか?
個人差はありますが、以下の3つが当てはまると離乳食を始める目安になっています。
- 首が座っている
- 手を支えると食べられる
- 食べ物に興味を持っている
※生後5ヶ月以降の赤ちゃんが対象となっています
上記に当てはまらない場合、離乳食を始める時期をもう少し先にずらしてみるのも一つの手。
離乳食は早ければ早いほど良いというわけではありません。
1回食って何?
「離乳食の第一ステップである1回食が進まないと、このままご飯を食べない子になるかも・・・。」
と不安になりますよね。
そもそも1回食とはどういう時期なのでしょうか?
ここでは、1回食について詳しくお伝えします。
1回食とは、生後5ヶ月~6ヶ月頃の赤ちゃんが離乳食を食べる回数のこと。
通称ゴックン期とも言われています。
つまり、1回食は赤ちゃんが1日1回、母乳やミルクではなく離乳食を食べることです。
1回食って何?~食べさせる時間帯~
離乳食の1回食を食べる時間帯は午前がおすすめです。
なぜなら、初めて食べる食材にアレルギーが出た場合、お昼以降に病院へ行って対応できるから。
仮に、夕方や夜にアレルギーが出ると、病院は閉まっているのですぐに診てもらえない可能性があります。
1回食って何?~おすすめの食材~
はじめての離乳食でおすすめの食材は「お米」です。
はじめは、10倍がゆをすりつぶしてあげるとよいでしょう。
お米を食べるようになったら、主食はうどんやパンを食べさせてみてください。
野菜や果物も徐々に始めてみると良いでしょう。
離乳食が上手くいかない原因
「離乳食の1回食を始めたけどやっぱり食べない。」
そんなときは、以下の5つが原因かもしれません。
- 寝起きで眠たいとき
- お腹が空いていない
- スプーンに慣れていない
- 味や食感が苦手
- 飲み込みにくい
一つずつ、詳しくみていきましょう!
離乳食が上手くいかない原因:①寝起きや眠たいとき
単に、子どもが寝起きが原因で機嫌が悪いだけかもしれません。
そんなときは、子どもに合わせてみると良いでしょう。
抱っこをしたり、手遊びやおうたであやしてみるのも◎。
1回食のうちは、多少食べる時間をずらしても大丈夫です。
離乳食が上手くいかない原因:②お腹が空いていない
子どもが離乳食を食べない原因は、もしかするとまだお腹が空いていない可能性があります。
そんなときは、まずママの授乳間隔を確認してみてください。
前回の授乳時間からそんなに経っていない場合は、離乳食をあげる時間をずらしてみると良いでしょう。
離乳食が上手くいかない原因:③スプーンに慣れていない
赤ちゃんはいつも、おっぱいや哺乳瓶でミルクを飲んでいることが当たり前だったので、スプーンだと食べづらいのかもしれません。
スプーンに慣れるには、お茶やお白湯をスプーンであげるところから始めてみましょう。
早いうちからスプーンを使って「食べる・飲む」を練習することで、赤ちゃんもあっという間に慣れていきますよ。
離乳食が上手くいかない原因:④味や食感が苦手
赤ちゃんによっては、離乳食の味や食感が苦手な場合もあります。
解決策として、色々な食材を試してみると良いでしょう。
さまざまな食材の味に慣れていくことで、自然と赤ちゃんは食べられるようになります。
初めて食べる食材は1日1種類1口です。
なぜなら、2種類以上、離乳食を食べて赤ちゃんにアレルギー反応があった場合、どの食材でアレルギーが出たか分からなくなってしまうからです。
毎日1種類ずつ色々な食材を試してみてくださいね。
離乳食が上手くいかない原因:⑤飲み込みにくい
赤ちゃんが離乳食を飲み込みにくそうなときは、離乳食の作り方を少し変えると良いかもしれません。
食材にもう少しとろみをつけたり、なめらかな状態になるようにすりつぶしてみてください。
はじめの離乳食は準備することに時間がかかりますが、飲み込みやすくすることで赤ちゃんは「食べる」ことを覚えていきます。
1回食を上手に進めるコツ
先ほどは、離乳食の1回食を食べない原因についてご説明しました。
ここでは1回食を上手に進めるコツについて3つお伝えします。
- 機嫌が良いときに行う
- 好きな食材を見つける
- 食材はなめらかにすりつぶしてとろみをつける
詳しくみていきましょう!
1回食を上手に進めるコツ:①機嫌が良いときにあげる
離乳食を食べる時間帯はできるだけ午前がおすすめとお伝えしましたが、眠たくて機嫌が良くないときは、お昼にずらすのも一つの手。
毎日決まった時間に食べることも大切ですが、子どもがぐずっているときはあやすことも大切です。
子どもと一緒に遊んで機嫌が良くなってから、離乳食を食べさせると上手に食べるかもしれません。
1回食を上手に進めるコツ:②好きな食材を見つける
子どもの好きな食材を見つけて、毎日1口試してみると良いでしょう。
自分の好きなものを食べられることは、大人も同じで嬉しいものですよね。
さまざまな食材を試しながら、子どもの好きな食べ物を見つけてみてください。
1回食を上手に進めるコツ:③食材はなめらかにすりつぶしてとろみをつける
離乳食が上手くいかない原因⑤でもお伝えした通り、子どもが飲み込みやすいように、食材はなめらかにすりつぶしてみてください。
水っぽくなった場合は片栗粉でとろみをつけることで、赤ちゃんはより食べやすくなります。
1回食はゴックンを練習する時期です。
まだ歯が生えていないお子さんも多いので、モグモグする必要はありません。
食べ物を飲み込むことを覚えさせてあげましょう。
まとめ
離乳食の1回食を食べない子どもは、さまざまな原因があります。
離乳食が上手く進まないとママは不安になってしまいますよね。
ただ、赤ちゃんにとっては、生まれてたったの数ヶ月です。
慣れるまで少し時間はかかりますが、子どもはいつか普通のご飯を食べられるようになるものです。
赤ちゃんの成長を長い目でみましょう。
ちなみにですが、離乳食はできるだけ旬の食材を取り入れると良いです。
なぜなら、旬の時期の食材は栄養価が高いから。季節に合ったものを食べさせてみてくださいね。
最後になりますが、ゴックン期は栄養よりも食べる練習がメインです。
栄養は授乳やミルクで補えるので、食べないことを心配しすぎないで。
はじめての子育ては分からないことだらけですが、正解がないからこそ自分流の育児で楽しめるものです。
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