「親の呼び方ってママ、お母さん以外に何があるの?」
「ママ呼びからお母さん呼びに切り替えたい」
この記事は、そんなあなたへ向けて書いています。
はじめまして。ブログ運営者の 田崎 愛香(たさきあいか)と申します!
ママと子のしあわせを作るベビーシッターとして、現在は東京都を中心に活動中です。
※プロフィールの詳細はこちら
今妊娠中のプレママは、「お腹にいる我が子になんて呼んでもらおうか?」と考えると思いますし、
小さいお子さんがいるママは、「子供が小さいうちはパパ・ママ呼びでもいいけれど、大きくなったらちょっと抵抗がある・・・」という方も多いのではないでしょうか。
ここでは、親の呼び方の種類、呼び方を切り変えるためのポイントとベストなタイミングをご紹介します。
保育歴10年のプロとして、保育士目線でのお話もしていこうと思います。
この記事が、少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。
それでは、早速見ていきましょう!
*おすすめ記事:子育てにおいてあなたがやめるべきたった一つのこと
親の呼び方の種類
「ママやお母さん以外にどんな呼び方があるの?」
今妊娠中の方は、お子さんからどんなふうに自分を呼んでもらおうか悩みますよね。
呼び方を決めるためには、まずどんな呼び方があるか見ていきましょう。
- 小さい子に一番多いママ・パパ
- 大人になっても使えるお母さん・お父さん
- 元気なイメージの母ちゃん・父ちゃん
- 少し古風なはは・ちちやカカ・トト
ではひとつひとつ掘り下げていきましょう。
親の呼び方の種類:①小さい子に一番多いママ・パパ
月齢の低いお子さんに一番多い呼び方です。
理由としては、大きく2つあります。
一つは、単純に呼びやすいということ。
もう一つは、赤ちゃんの頃に発する言葉が「まー」「ぱー」「ぱっぱっぱ」「まんまんま」とママやパパに似ているので、そのまま定着し、呼ばれることがあるということです。
ちなみに、赤ちゃんが最初に発するこれらの言葉をクーイングや喃語と言います。
「クーイング」「喃語」とは・・・
クーイングとは
生後数か月の赤ちゃんが、舌・唇を使わずに出した声の事。
「あー」「うー」「くー」と優しい声で発声させます。
*参考資料はこちら
喃語とは
意味を伴わない発声の事。2つ以上の音が繋がったのが特徴です。
「ままま」「まんまんま」「ばっばっ」「ねんねん」「ぱっぱ」などがあげられます。
*参考資料はこちら
その他にも保育園や幼稚園の先生が「ママお迎えにきたよー」などと保護者のことをママパパ呼びすることで、子どもが覚えてくるケースも。
小さい頃は可愛くて良いのですが、大きくなるにつれ抵抗があるという方も多いです。
親の呼び方の種類:②大人になっても使えるお母さん・お父さん
子どもから大人まで、幅広く使える呼び方です。
将来、何歳になってもこの呼び方なら抵抗なく呼んでもらえるということで初めからこの呼び方で覚えてもらう、という方も多いですね。
親の呼び方の種類:③元気なイメージの母ちゃん・父ちゃん
親しみやすくて元気なイメージの呼び方です。
②と似ていますが、「お」が付かないだけで子どもでも言いやすくなります。
親の呼び方の種類:④少し古風なはは・ちちやカカ・トト
短くて言いやすい呼び方です。
はは・ちちは、大きくなってから「母、父」と使えるようになるため、小さいうちから呼ばせるという理由があります。
カカ・トトは、「お母さん、お父さんと呼ばせたいけど、まだ言えないから言いやすいように短縮してカカ・トトと呼ばせる」という意見もあるようです。
子どもが小さいうちは子どもの言いやすい呼び方が一番
上記で紹介したように、色々な種類の親の呼び方がありますが、子どもの言葉の発達には個人差があります。
親の方が「こう呼んでほしい」と思っていても、まだちゃんと言えないなんてことも。
いつかは絶対に言えるようになりますので、子どもが小さいうちは無理をしないで、その子にとって言いやすい呼び方が一番よいでしょう。
親の呼び方を変える時のポイントとベストなタイミング
小さいお子さんが「ママ・パパ」と呼んでいるのは、とても可愛らしくて愛しい姿です。
しかし、大きくなってもその呼び方だと、将来恥ずかしい思いをするのではないかと心配もありますよね。
いつかは「お母さん・お父さん」と呼んでほしいなぁと考えてはいませんか?
ここからは、
「将来子ども困らないように、呼び方を変えてあげたい」
「どうしたら自然に呼び方を変えることができる?」
「呼び方を切り替える時の良いタイミングを知りたい!」
というお悩みにお答えしていきます!
親の呼び方を切り変える時のポイント3つ
まずは親の呼び方を切り変える時のポイントを3つご紹介します。
- 自分自身を「お母さん」と言う
- 子どもに「お母さんって呼んでほしいなぁ」とリクエストしてみる
- 「この日からお母さんって呼ぼうね」とお母さん呼び記念日を作る
ひとつひとつ見ていきましょう。
1,自分自身を「お母さん」と言う
親自身から「お母さん呼び」をすることで、違和感なく子どもも「お母さん」と言えるようになります。
「今日お母さんね~」という感じで、自然と会話の中に取り入れると馴染みやすいですよ。
2,子どもに「お母さんって呼んでほしいなぁ」とリクエストしてみる
子どもに直接お願いしてみるのもアリ!
「お母さんって呼べるとお兄さん(お姉さん)みたいだね~!」と、子どもがお母さんと呼んでみたい!と思ってくれるようにリクエストすると、すんなり呼んでくれるかもしれません。
3,「この日からお母さんって呼ぼうね」とお母さん呼び記念日を作る
カレンダーに印を付けて、お母さん呼び記念日を作ると子どもにも分かりやすいです。
「ママ呼び卒業証書」を作って証書授与ごっこなんかしてみると、楽しみながら「お母さん呼び」を始められるのでオススメです。
親の呼び方を切り変える時のベストタイミング3つ
次に親の呼び方を切り変える時のベストタイミング3つご紹介します。
- 言葉やお話を覚え始めた2歳前後
- 区切りのよい誕生日のタイミング
- 小学校に上がる頃
こちらもひとつひとつ見ていきましょう。
1,言葉やお話を覚え始めた2歳前後
個人差はありますがお子さんが2歳くらいになると、言葉をたくさん覚えてお話が上手になってくる時期になります。
このタイミングで「お母さん呼び」に切り替えると、すんなりと覚えることができるのでオススメです。
2,区切りのよい誕生日のタイミング
お子さんの誕生日はとても良いタイミングです。
『1つお兄さん(お姉さん)になった』と子どもも意識するので、「お母さん呼び」を始めるには適しています。
3,小学校に上がる頃
保育園や幼稚園の頃は、お友達や保育士さんも「ママ・パパ」と呼んでいることが多いので、卒園して小学校に上がる春休みで「お母さん呼び」に変えてもらうと良いでしょう。
無理強いはしない
将来恥ずかしい思いをしないように「お母さん呼び」に変えてあげたい!と思うのが親心。
しかし子どもが嫌がっていれば、本末転倒です。
お子さんが「まだママがいい」と言うならば、無理強いはしないであげましょう。
時期を見送り、その時を待ちましょう。
まとめ
ママやお母さんなど、親の呼び方はいろいろあって悩みますよね。
なんて呼んでもらおうか悩んでいるプレママさんは、今回ご紹介した呼び方4つ(ママ・パパ、お母さん・お父さん、母ちゃん・父ちゃん、はは・ちち、カカ・トト )を参考に決めてみてください。
また、呼び方を切り変えるポイントとタイミングも、まとめておきます。
- 自分自身でお母さん呼びをする
- お子さんに「お母さん」と呼んで欲しいとリクエストする
- お母さん呼び記念日を作る
- 言葉やお話を覚え始めた2歳前後
- 区切りのよい誕生日のタイミング
- 小学校に上がる頃
中でもお母さん記念日を作る方法は、遊び感覚で切り替えることが出来るのでとてもおススメです。
あなたのお子さんの成長具合に合わせて意思を尊重し、なんて呼んでもらうのか、いつ切り替えるのかを決めてみて下さいね。
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