「兄弟でお互いの遊びを邪魔してすぐ喧嘩する!」
「下の子が上の子の遊びを邪魔してしまう」
兄弟が生まれて、下の子が上の子の遊びを悪気なく邪魔してしまうことは多々ありますよね。
一人遊びで作った自分だけの世界を邪魔されて、上の子が怒って泣いてしまうなんてこともありストレスになってしまうし、どうにかしたい!と感じることでしょう。
そんな時は、別々の場所で遊ばせたり、お昼寝している時に遊んでもらうなどの方法があります。
もしも下の子が上の子の遊びを邪魔してしまったら、中立的な立場でフォローしてあげたいですね。
この記事では、下の子が上の子の遊びを邪魔しないようにする方法と、邪魔をしてしまった時にあなたが取るべき対処法を詳しくご紹介していきます。
下の子が上の子の遊びの邪魔をしない方法4選!
「下の子が上の子の遊びを邪魔していつも兄弟喧嘩が始まる・・・」
「上の子の一人遊びの時間を確保してあげたい」
下の子はお兄ちゃん・お姉ちゃんのしていることに興味津々。
悪気が無くても上の子にとっては「邪魔しないで」と感じるものなのでママは困ってしまいますよね。
そんな時は以下の4つを試してみてください。
- なるべく下の子を上の子から離す
- 下の子の注意を引く
- あえて壊す遊びをする
- 下の子が昼寝をしている時に一人遊びをしてもらう
それではひとつひとつ解説していきますね。
①なるべく下の子を上の子から離す
上の子が一人遊びをする場所を決めて、下の子が近付かないように工夫すると良いです。
例えば、部屋を分けたり、ベビーゲートで仕切ると上の子は遊びに集中することができます。
ここでの注意点は、兄弟両方ともママの見える範囲内で遊ばせるということ。
仕切りたいからと言って、上の子をママの見えない部屋で遊ばせるのは、事故が起こった時に気が付きにくく、大変危険なので、やめましょう。
②下の子の注意を引く
ママが下の子と遊ぶ・ママが手が離せない時はテレビを見ててもらう
と言う風に上の子から注意をそらすと良いでしょう。
③あえて壊す遊びをする
上の子が下の子を「邪魔だなぁ」と感じるのは、せっかく作った物を壊されるからということが一番大きい理由です。
それなら逆に最終目的が「壊すこと」を遊びにしてみましょう。
例えば、新聞紙をびりびりに破いて遊ぶ・積み木や紙コップを高く積んで最後に崩すなど、「壊す遊び」を取り入れてみてください。
この方法ならば兄弟一緒に遊べますので、上の子と下の子を引き離す必要がありません。
子どもは作ることも壊すことも大好きなので、兄弟で楽しめるはずです。
④下の子が昼寝をしている時に一人遊びをしてもらう
上の子がしっかりとママの言ったことを理解できる年齢ならば、一人遊びは下の子がお昼寝した時にすると決めると良いでしょう。
「下の子が起きてきたらおしまいの時間だよ」とルールを決めることで上の子にも分かりやすくなりますし、時間にメリハリが付きます。
下の子が上の子の遊びを邪魔した時の対処法
「下の子が上の子の遊びを邪魔して喧嘩になった時はどうしたらいい?」
「なんて声かけするのがベスト?」
兄弟で喧嘩が始まり上の子が泣いてしまったり、我慢の限界で上の子が下の子に手を出してしまったり・・・。
下の子が上の子の遊びを邪魔した時は、
- 下の子に「いけないよ」とちゃんと伝える
- 下の子の気持ちを代弁して上の子に伝える
- 上の子の気持ちも汲んであげる
と言う3つの対処法があります。
では解説していきましょう。
①下の子に「いけないよ」としっかりと伝える
下の子がまだあまり言葉を理解していなくても「いけないこと」と伝えるのは大切なことです。
「赤ちゃんだから仕方ないでしょ」と何も注意せずにいると、上の子も「小さかったら何をしてもいいんだ」と思ってしまうかもしれません。
「このおもちゃは、今お兄ちゃんが使っていたものだから勝手に取ったらいけないよ」と、なぜいけないのかきちんと理由を説明して教えてあげましょう。
②下の子の気持ちを代弁して上の子に伝える
基本的に下の子は、上の子の邪魔をしたいわけでは無く、大好きなお兄ちゃん・お姉ちゃんと一緒に遊びたいだけ。
ですが、下の子が話せない場合、上の子はただ邪魔をしにくるだけ、と感じてしまいます。
そんな時に「お姉ちゃんのことが大好きで、一緒に遊びたいんだって」「遊ぼうって言っているよ」と、下の子の気持ちをママが代弁して上の子に伝えることで、理解してくれるかもしれません。
③上の子の気持ちも汲んであげる
下の子に邪魔をされて、上の子はついつい手が出てしまったり、押してしまったりする場合もあると思います。
その時に頭ごなしに上の子を叱るのはNGです。
実際に、嫌な気持ちになっているのは上の子なので、「叩くのは良くないことだよ。でもおもちゃを取られて悲しかったから叩いちゃったんだよね」と、叩くことはいけないということを伝えつつ、上の子の気持ちをフォローしてあげましょう。
そうすることによって、ママは私の気持ちを理解してくれたと、気持ちが落ち着いてくるはず。
まとめ
今回は、兄弟で下の子が上の子の遊びを邪魔しないようにする方法と、邪魔をしてしまった時に親がとるべき対処法をご紹介しました。
兄弟仲良く遊ぶことも大切ですが、一人遊びに集中する時間も必要ですよね。
そんな時は、上記でご紹介した
- なるべく下の子を上の子から離す
- 下の子の注意を引く
- あえて壊す遊びをする
- 下の子が昼寝をしている時に一人遊びをしてもらう
の4つの方法を参考にしてみてください。
そして、もしも下の子が上の子の遊びを邪魔してしまった時は
- 下の子に「いけないよ」とちゃんと伝える
- 下の子の気持ちを代弁して上の子に伝える
- 上の子の気持ちも汲んであげる
という3つの対処法を試してみてください。
下の子が上の子の遊びを邪魔することは、成長と共に少なくなっていきます。
どちらかのせいにするのではなく、上の子・下の子それぞれの気持ちを考えて、中立的立場でフォローしてあげましょうね。
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