「どこで沐浴すればいいのだろう・・・?」
「沐浴するのに最適な場所ってあるの?」
色々と戸惑いの多い、はじめての育児。
「沐浴」は生まれてから1ヶ月間、毎日欠かさずするものなので、少しでも快適な場所を選びたいですよね。
今回は、沐浴を行うのに最適な場所を4つご紹介します。
併せて、場所ごとのメリット・デメリットもお伝えしますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
沐浴する場所4選!メリットとデメリットを知ろう!

妊娠中や、出産後の病院で沐浴指導を受けた時に、沐浴のやり方は教えてくれるけど、一体どの場所で沐浴すればいいのだろう?
あなたもそんな悩みを抱えていませんか?
場所によってのメリットやデメリットをしっかり把握しておくことで自分に合った場所が決めやすくなります。ぜひ参考にしてみてくださいね。
沐浴する場所は下記の4つです。
- お風呂場
- 洗面所のシンク
- キッチン
- リビング
ひとつひとつ解説していきます。
沐浴する場所:①お風呂場
お風呂場では洗い場にベビーバスを置いて沐浴をします。
〈メリット〉
- 後片付けがラク
- 衛生的
- 濡れても大丈夫
お風呂場はとにかく後片付けがとてもラク。使い終わったお湯もそのまま流して丸洗いできるので衛生的にも良いです。
濡れるのを気にせず行えるのも魅力的ですね。
〈デメリット〉
- 体制がきつい
- 他の部屋と温度差がある
洗い場にベビーバスを置いて沐浴をするので、どうしても中腰になってしまいます。そのため、腰を痛めてしまうことも。
そして、他の部屋との温度差があるので、冬場はお風呂場・脱衣所を温かくする必要があります。
沐浴する場所:②洗面所のシンク
洗面所のシンクの排水溝の蓋を閉めて、お湯をためて沐浴をします。
〈メリット〉
- 経済的
- 後片付けが楽チン
- 立って洗うことができる
ベビーバスを用意する必要が無いので経済的。後片付けも、お湯を抜いて洗うだけなのでとても楽チンです。
腰を曲げずに立って行えるので体制的にも無理なく沐浴をすることができます。
〈デメリット〉
- 衛生的に気になる
- 狭い
洗面所のシンクなので、家族のみんなが色々な用途で使うところですね。
手洗いうがい、洗顔や歯磨きをしたりする場所でもあります。
いくら綺麗に掃除して除菌をしたとしても、生まれたばかりの赤ちゃんの身体を洗うのは、衛生的に気にちょっと・・・と思う方もいます。
そして少し狭いのでスペースを確保しないといけません。
沐浴する場所:③キッチン
キッチンのシンクにベビーバスを置いてするか、シンクに入らない場合は作業台の上に乗せて沐浴をします。
〈メリット〉
- 立って洗うことができる
- 温度調節ができる
- 濡れても大丈夫
洗面所のシンク同様、腰を曲げずにできますので体制的に無理なく沐浴をすることができます。
それに、エアコンで温度調節ができるので、赤ちゃんにも負担が少なくなります。
濡れても大丈夫なので、ストレスを感じることなく行えるのも魅力の一つでもありますね。
〈デメリット〉
- ちょうど良い大きさのベビーバスが必要
- 作業台で行う場合は位置が高くなりすぎてやりにくい
キッチンのシンクに合うサイズのベビーバスを用意する必要があります。
大きすぎるベビーバスだと、シンクに入らなくなってしまうので、しっかりと計ってちょうどいいサイズのベビーバスを買いましょう。
作業台で沐浴する場合はシンクに置くよりも位置が高くなってしまうので、少しやりにくさを感じるかもしれません。
沐浴する場所:④リビング
リビングにレジャーシートなどをひいてベビーバスを置き、バケツにお湯を汲んでベビーバスにお湯をためて沐浴をします。
〈メリット〉
- 温度調節ができる
- 脱がせる~着替えさせるまでスムーズにできる
キッチンのシンクの時と同様でエアコンで温度調節ができます。
赤ちゃんを移動させる必要が無いので、赤ちゃんの服を脱がせる→拭いて着替えさせるまでスムーズに行うことができます。
〈デメリット〉
- 準備・後片付けが大変
- お湯が冷めてしまう
とにかく準備・後片付けが大変です。
バケツでお湯を汲んで往復して溜めないといけませんし、後片付けもバケツでお湯を捨ててからでないと持ち上げられません。
気をつけていてもまわりにお湯が飛んでしまうので最後に拭き掃除もしなくてはなりません。
産後のママが沐浴をする場合、かなりの重労働に。
それに最初は洗うのに慣れていないので、沐浴に時間がかかってしまいます。
そうするとだんだんお湯の温度が下がってきてしまいますので差し湯を用意する必要があります。
メリットとデメリットをもとにあなたに合った場所を決めよう!

ここまで、メリットとデメリットをお伝えしました。
では、今のあなたの状況を考えてあなたに合ったベストな沐浴場所を決めてみましょう!
あなたに合ったベストな沐浴場所:①お風呂場
- 赤ちゃんが春、夏生まれ
- お風呂場が広い
- 浴室暖房が付いている
という方におススメです。
春、夏(4月~9月くらいまで)は暖かいので温度調節をする必要が無いですね。
浴室暖房が付いているおうちや、リビング~脱衣所~お風呂場までが繋がっていて一定の温度に出来る場合もお風呂場での沐浴向き。
中腰になるので体制的につらくないという方はお風呂場での沐浴に挑戦してみてください。
あなたに合ったベストな沐浴場所:②洗面所のシンク
- 赤ちゃんが春、夏生まれ
- シンクで沐浴することに抵抗が無い
- ベビーバスを置く場所が無い
という方におススメです。
お風呂場と同様に春、夏は暖かいですので温度調節の心配はないですね。
そしてシンクで沐浴することに抵抗が無い、シンクを毎回清潔に保てるという方に向いています。
「アパートで狭いからベビーバスを置くスペースがない」という方も、洗面所のシンクならベビーバスを買う必要が無いので経済的です。
あなたに合ったベストな沐浴場所:③キッチン
- 赤ちゃんが秋、冬生まれ
- キッチンが広い
- 高身長
という方におススメです。
秋、冬(10~3月くらいまで)は寒いので、温度調節のしやすいキッチンは寒い季節に生まれた赤ちゃんにはとても向いています。
シンクのサイズが小さいと、ベビーバスが入らないことも。その場合作業台の上にベビーバスを乗せて沐浴できますが、位置が高くなる分、高身長の方にはおススメです。
あなたに合ったベストな沐浴場所:④リビング
- 赤ちゃんが秋、冬生まれ
- 準備、後片付けが苦にならない
- 脱がせる~着替えさせるまでスムーズに行いたい
という方におススメです。
キッチンと同様、リビングも温度調節がしやすいので寒い季節生まれの赤ちゃんには向いています。
シートを敷き、バケツでお湯を運ぶので準備がかさみますし、後片付けにも手間がかかります。
ですがその分、赤ちゃんを脱がせるところから着替えさせるまでをスムーズに行えますので、準備・後片付けが苦にならない、手際良く沐浴をしたいという方にはとてもおススメです。
まとめ

今回は沐浴する場所のメリット・デメリットをお伝えしました。
初めての子育て初めての沐浴、戸惑うことが多いですよね。
まずは一度、決めた場所で沐浴をしてみましょう。
もしも合わなければ他の場所を試してみてください。
赤ちゃんを沐浴できるのは、今しかない貴重な経験です。
あなたに合った場所を見つけて、赤ちゃんとの大切なひとときを!
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